猛暑で利用増のエアコン DIYで修理は「無謀」 破裂事故も

小泉浩樹
【動画】製品評価技術基盤機構(NITE)が行った実験では、コンプレッサーに空気が混入し室外機が破裂した=NITE提供
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 独立行政法人製品評価技術基盤機構」(NITE)は30日、エアコンの専門知識を持たない人が自力で修理や撤去をしようとして作業中に室外機が破裂するなどの事故が起きているとして注意を呼びかけた。

 NITEによると、エアコンの事故は年々増えており、2021年度は過去5年で最多の62件だった。この5年間では計263件あり、このうち少なくとも53件が専門知識がない人の作業による事故だという。

 愛知県では2019年10月、男性がエアコンを取り外そうとした際、室外機が破裂し、右手の指の骨が3本折れるなどのけがをした事故があった。作業の手順が誤っていたため、コンプレッサー内部に空気が混じり、高温・高圧の状態になり破裂したと考えられるという。

 このほかに、接続器具を使わず電線同士をねじり合わせて電源コードを延ばしたことによる発火事故などが起こっているという。

 こうした事故につながる行為をNITEは「無謀なDIY」と指摘。猛暑下でエアコンの利用が増えるとして、工事は必ず専門知識や資格を持った業者に依頼するよう呼びかけている。小泉浩樹