「乳幼児にウケた」を集めました 赤ちゃん連れ歓迎の美術展、開催へ

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足立朋子
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 赤ちゃん連れでも遠慮なく美術館を訪れてもらいたいと、神奈川県にある平塚市美術館が、過去の展示で「乳幼児にウケた」作品ばかりを集めた特集展を開催する。

 7月2日から9月19日まで開催される「気になる!大好き!これなぁに? こどもたちのセレクション」。同館では2012年から乳幼児と保護者向けの鑑賞ツアーを行っており、その際、子どもたちがどの作品に反応したかを、その様子と共に保護者に記録してもらってきた。蓄積をもとに、子どもたちが近寄ったり、指さしたり、声を出したりした所蔵作約30点を厳選。子どもや保護者のコメントと共に紹介する。

 動物がモチーフといったいかにも子どもが好きそうなものだけでなく、地味な作品や抽象的な作品も。企画した学芸員の安部沙耶香さんは、「『美術鑑賞は小さな子どもにはまだ早い、難しい』との思い込みがあるが、文字や説明が分からなくても、子どもたちは作品や美術館の空間そのものから十分何かを感じ、反応する」と話す。

 安部さん自身も当初は懐疑的…

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    水野梓
    (withnews編集長=生きづらさ)
    2022年6月30日19時36分 投稿
    【視点】

    美術館を訪れると、肩身が狭そうにベビーカーを引いていたり、子どもの手を引いて足早に鑑賞したり……といったお母さんをよく見かけます。 森美術館で開催された「Chim↑Pom展」では、子育て世代にも足を運んでほしいと、会場内に託児所が開設