笑うバイデン氏 NATO拡大の「立役者」に感謝 戦闘機売却も?

有料会員記事ウクライナ情勢

マドリード=高野遼、キーウ=高野裕介
[PR]

 バイデン米大統領は29日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開かれているマドリードで、トルコのエルドアン大統領と会談した。北欧のスウェーデンフィンランドのNATO加盟をめぐり、トルコが容認に転じたことにバイデン氏は感謝を伝えた。冷え込んでいた米トルコ関係が改善に向かうかが注目される。

 エルドアン氏は前日の28日、北欧2カ国のNATO加盟をめぐって、反対姿勢を取り下げた。直前にはバイデン氏と電話協議し、加盟について合意するよう促されていた。

 トルコが合意に転じたことを受け、この日の首脳会談が実現。バイデン氏は「フィンランドとスウェーデンの状況をまとめ上げてくれたことに、特に感謝をしたい」と述べ、トルコの判断を称賛した。

 エルドアン氏は、今回のNATOサミットの重要性を強調して「我々の努力により、十分な満足とともに国に戻れると信じている」と語った。

 首脳会談の直前には、トルコが米国から購入を望む戦闘機F16について、米政府から前向きな発言も飛び出した。

 ウォランダー国防次官補は29日の記者会見で「トルコのF16戦闘機の近代化計画を全面的に支持している」と明言。トルコが購入するためには契約手続きが必要だとしつつ、以前より踏み込んだ姿勢を示した。

■米政府は「見返り」否定も…

この記事は有料会員記事です。残り615文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら