店主の個性や趣味が全開 楽しい小さな書店が増えてます

有料会員記事

編集委員・伊藤智章
[PR]

 本が売れないと言われる昨今だが、本好きが集まるサロンのような小さな書店や私設の図書館が東海地方でも増えている。店主らの顔が見える本棚は個性があふれ、眺めているだけでも楽しい。

 国の商業統計では、1991年に全国で約2万8千店あった書店は2014年に約8千店と激減した。インターネットの普及や少子化で、雑誌や教科書の販売が落ち込み、書店経営は厳しくなっている。100万部に達するベストセラーもなかなか誕生しない状況だ。

 「でも本が好きな人はいるんですよね」。古池弘幸さん(40)は岐阜県美濃加茂市の旧中山道沿いで昨年4月、書店「HUT BOOKSTORE」を始めた。

 建築設計が本業だ。古民家を改造した事務所の入り口を書店スペースにした。

 古本約1500冊に新刊本が約300冊。デザインや建築のほか、人文系の本が目立つ。営業は週4日。奥の部屋で設計図を引きながら店番をしている。

 誘われて古本のフリーマーケ…

この記事は有料会員記事です。残り951文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら