明石だけじゃない 滋賀にもあった誇るべき「タコ」
尾崎希海
「まだまだ勝手に関西遺産」
関西の「タコ」と聞けば、明石のマダコを思い浮かべる人が多いはず。しかし、滋賀県東近江市にも、誇るべき「タコ」文化がある。タコはタコでも空飛ぶ「たこ」だ。しかも、めちゃめちゃでかい。
東近江市の「世界凧(たこ)博物館 東近江大凧(おおだこ)会館」には、地元でつくられた巨大な凧がずらりと並ぶ。
始まりは江戸時代。子どもの誕生を祝って小さな凧を揚げていたという。「それがなぜか大きくなっていきまして……」と、東近江の大凧の歴史を研究する鳥居勝久館長(57)が説明してくれた。
理由は三つ考えられるらしい…
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