「遮断でなく理解を」 抗議から一転、増加するロシア語受講生

有料会員記事ウクライナ情勢

阿部浩明
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 ロシアのウクライナ侵攻後、北海道函館市のロシア極東連邦総合大学函館校には非難や抗議の電話が相次いだ。ところがこの春、主催する市民向けロシア語講座の受講生が例年より増えた。「どんな状況になっても、関係の遮断はよくない」。受講生たちには、そんな思いがにじむ。

 月曜の夜、ロシア語市民講座入門コースの教室。講師のイリイン・ロマン准教授(44)の低く通る声に促されて、受講生たちが単語の発音を繰り返す。続いてテキストの登場人物に分かれ、いろんなシチュエーションの会話も練習した。

 春の新規受講生は例年3~4人だが、今年度は学校の予想に反して8人(22~66歳)が申し込んだ。函館校を運営する学校法人・函館国際学園の渡辺善行理事長(73)は「クリミアのときと似た現象」と話す。

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