「妻を殺害」で起訴された元講談社次長 有罪の二審を見直しか

根岸拓朗
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 東京都文京区の自宅で妻を殺害したとして、殺人罪に問われた講談社のコミック誌「モーニング」の元編集次長・朴鐘顕(パクチョンヒョン)被告(46)の上告審で、最高裁第一小法廷(山口厚裁判長)は検察側、弁護側の意見を聞く弁論を10月27日に開くと決めた。弁論は二審判決を変えるのに必要な手続きで、無罪主張の被告を懲役11年とした二審の判断が見直される可能性がある。

 被告は2016年8月に妻(当時38)の首を圧迫して窒息死させたとして逮捕、起訴された。被告側は「妻は産後うつなどで精神的に不安定になり、自殺した」と無罪を主張したが、19年3月の東京地裁判決は懲役11年とし、21年1月の東京高裁判決もこれを支持した。弁護側は「重大な事実誤認がある」として上告していた。(根岸拓朗)