スーパーに買い物に行くと、パンやお菓子、飲み物など様々なものが昨年より高くなっている。なかには何回も価格が引き上げられているものもある。帝国データバンクの調査では、値上げはこれからが本番だ。給料が物価高に見合うほど伸びないなか、暮らしは厳しくなっている。
食品大手のニップンは30日、家庭向け冷凍食品の出荷価格を9月1日納品分から引き上げると発表した。「価格変動は企業努力だけでは吸収することが難しい」としている。今年2月、約3年ぶりに冷凍食品を上げていた。小麦や野菜、魚介類の高騰にくわえ、円安もコスト増加につながったという。
食品を何回も値上げする企業が続出している。7月に再値上げされるのが食用油や小麦粉、砂糖だ。
J―オイルミルズと日清オイ…
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