「多くの道路とコメ作った」父を称賛、フィリピン新大統領就任

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マニラ=宋光祐、翁長忠雄
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 フィリピンで6月30日、ドゥテルテ大統領(77)が任期満了に伴って退任し、新たにフェルディナンド・マルコス氏(64)が大統領に就任した。任期は6年。同盟国でありながら人権侵害に厳しく意見する米国や、南シナ海領有権を争う中国とどう向き合うか。米中対立のはざまで難しいかじ取りを迫られる。

 首都マニラの国立美術博物館で30日正午前に開かれた就任式で、マルコス氏は「課題に立ち向かう用意はできている。私は過去ではなく未来について話すためにここにいる」と語った。

 マルコス氏の父親は、1986年に民衆蜂起で失脚するまで約20年間、独裁体制を敷いて、市民への拷問や不正蓄財を続けた故マルコス元大統領。マルコス氏は選挙戦で一家の歴史を封印し、SNSを通じて若者に浸透。就任式でも「私の父は多くの道路とコメを作った」と称賛した。

 これまで就任後の具体的な政…

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