無病息災願って「輪抜けさま」、園児ら体験 四万十市の不破八幡宮

笠原雅俊
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 茅(かや)の輪をくぐって半年間の厄を落とし、無病息災を祈る「輪抜けさま」が30日、高知県四万十市の不破八幡宮で始まった。輪抜けさまは、正式には「夏越しの祓(はらい)」と呼ばれる。

 総代会のメンバーらが四万十川で刈ったススキを使って、直径約2メートルの大きな輪を境内に作った。真夏を思わせる太陽の下、赤ちゃんを抱いたお母さんや家族連れらが、左、右、左と「8」の字を描くように、神妙な面持ちで輪をくぐった。

 近くの私立中村幼稚園の園児約80人も歓声をあげながら、2人ずつ輪くぐりを体験。北代陽琉(はる)ちゃん(6)は「輪くぐりは簡単やったよ。ケーキ屋さんになれますようにとお願いした」と笑顔で話した。(笠原雅俊)