交通違反で検挙、実は警察官の勘違い 5年で34人、反則金を返還

板倉大地
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 福岡県警は30日、うきは市内の交差点で、交通違反をしていない34人を誤って検挙していたと発表した。全員に謝罪し、反則金など計約25万円を返還した。

 県警によると、同市浮羽町朝田938―18の市道交差点では赤色の点滅信号で一時停止の必要があるが、交差点の約15メートル手前の左折専用の道路では一時停止の必要がないにもかかわらず、この場所で一時停止しなかったとして検挙していた。うきは署員が交差点の一部と勘違いしたという。

 4月に検挙された女性が反則金を納付せず、県警交通指導課員が通告するために違反切符と地図を確認していて気づいた。保存されている2017年以降の記録を精査し、他の誤検挙も判明。実際には更に前から勘違いは続いていたという。

 しかし、6年以上前の違反については記録が残っておらず、違反切符にも交差点内の詳しい場所までは記載されていないため、その時期に検挙された人から問い合わせを受けても、誤検挙かどうか判断できない可能性があるという。(板倉大地)