連合チームの一員、寿都の「イワキ」の三塁打皮切りに14安打の猛攻

鈴木剛志
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 30日、高校野球南北海道大会小樽地区Aブロック1回戦、倶知安農・寿都・蘭越連合11―4小樽未来創造(七回コールド)

 一回裏、倶知安農・寿都・蘭越の先頭打者、岩城一孝選手(寿都、3年)の打球が中堅手の頭上を越えていった。三塁打。「ナイス! イワキ」と味方ベンチから声が飛ぶ。だが、笑顔を見せない。「笑うと気が抜けちゃうので。笑顔は味方をねぎらう時だけと決めていました」

 これを口火にチームは計14安打を量産。4月の連合チーム発足後、公式戦初勝利を挙げた。

 体重103キロ、漫画「ドカベン」の主人公をほうふつとさせる。春には107キロあったが、夏に向けて体を絞った。この日は第2打席でも安打が出た。だが、自己採点は「80点」と厳しめ。本塁打が出なかったからだ。

 勝利の後、グラウンドに流れたのは母校の校歌。「次は本塁打を打ちたい。そして、また校歌を歌いたいです」(鈴木剛志)