企業の納税額をツイート、市長は「秘密漏洩」 市議会が報告書を可決

天野剛志
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 兵庫県明石市の泉房穂市長がツイッターで特定企業の法人市民税額を公開した問題で、市議会は30日、「地方税法に定められた秘密漏洩(ろうえい)に当たる疑いが強い」とした調査特別委員会(百条委員会)の報告を賛成多数で可決した。

 報告は、市長や元副市長、税担当職員ら7人の証言をもとに作成。泉市長は「市民の知る権利に寄与し、公益性があり違反でない」などと主張していたが、百条委は「市民に伝える必要性の論拠があいまい」などと判断。「守秘義務を定めた地方税法22条に抵触するのではとの疑義を否定すべき積極的な理由は見当たらなかった」と結論づけていた。賛成20、反対7、棄権1だった。

 終了後の取材に泉市長は「ツイートは不適切で反省している。ただ、公益目的であり、違法ではないという立場は変わらない。報告内容は残念だ」と話した。(天野剛志)