いじめ防止条例制定へ市民らによる懇話会 旭川

本田大次郎
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 「いじめ防止条例」制定に向け、北海道旭川市は30日、市民らによる懇話会を初開催した。小中学校の校長や保護者らが参加するこの日の懇話会とは別に、有識者がいじめ専門部署設置を含む対策を話し合う懇談会も7月から活動を始める。二つの会での議論や市民、児童生徒の意見を踏まえた条例案は、12月の市議会に提案され、来春施行を目指すという。

 懇話会には、小中学校の校長や弁護士、医師、公募委員ら10人が参加。「いじめ防止を学校だけが頑張るのではなく、地域ぐるみで取り組むことが大切」「教員への研修では、より具体的な事例を紹介するなど充実を図って欲しい」などの意見が出された。

 同市では昨年3月、当時市立中学2年だった広瀬爽彩(さあや)さんが凍死体で見つかり、中1の時にいじめを受けていたことが明らかになっていた。このため、いじめ対策が大きな課題となっている。(本田大次郎)