入管収容中に死亡、検察審査会に申し立てへ ウィシュマさん遺族側

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 名古屋出入国在留管理局で昨年3月に収容中のスリランカ人ウィシュマ・サンダマリさん(当時33)が死亡した問題で、当時の局長ら職員13人を不起訴(嫌疑なし)とした名古屋地検の処分を不服として、遺族側が近く名古屋検察審査会に審査を申し立てる。関係者への取材でわかった。

 遺族側は「嫌疑すらないとの検察の判断は明らかに不合理だ」などと指摘している。

 遺族側は昨年1月以降に体調が悪化したウィシュマさんに対し、入管側は適切な医療措置を講じなかったと主張。入管側には死んでも構わないとの「未必の故意があった」として殺人容疑で名古屋地検に刑事告訴していた。

 地検は今年6月に当時の局長…

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