キトラ「玄武」「青龍」公開 明日香村

清水謙司
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 奈良県明日香村キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め、特別史跡)の国宝極彩色壁画が、村内の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で公開されている。今回は北壁の玄武や東壁の青龍を見ることができる。8月21日まで(同月3日、17日閉室)。

 玄武と青龍は、白虎、朱雀とともに古代中国の方角の守護神「四神」を構成する想像上の生き物。一般にヘビがカメに絡みついた姿で描かれる玄武は、北や冬を象徴すると考えられている。青龍は東の方角を守り、春を象徴するという。

 会場には、キトラ古墳と高松塚古墳(同村)の玄武を見比べることができるパネルも展示。キトラ古墳壁画に使われた可能性が高いという群青、緑青、水銀朱と、それぞれの原料の鉱物も並べた。

 定員は各日約250人で無料。7月23日から公開しているが定員に達していない日時もあり、現在2次募集をしている。問い合わせは事務局(06・6281・3060)。(清水謙司)