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子どもの車内放置、3割弱「経験あり」 エアコン停止15分で危険に

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上保晃平
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 スーパーやパチンコ店、自宅の駐車場で子どもが車内に放置されるケースが、今年も千葉県内で相次いでいる。特に夏場には命に関わる事故につながりかねないとして、千葉県警少年課は30日、パチンコ店が加盟する県遊技業協同組合など3団体に、客への注意喚起や駐車場の巡回を依頼した。

 同課によると、県内では1~6月、店舗や自宅前の駐車場などで0~5歳児が車内に放置される事案が10件起きた。いずれも命に別条はなかったという。

 日本自動車連盟(JAF)の実験では、気温35度で窓を閉めた黒色ミニバンの車内温度は、1時間で25度から50度まで上昇した。エアコン停止から約15分で、車内の子どもの熱中症指数は「危険」レベルに達するという。

 県内では昨年7月、八千代市内の自宅前の駐車場で車内に約30分間放置された女児(1)が、熱中症で死亡する事故が起きている。

 気象庁によると、隣接する千葉市では同時間帯に気温30度超を記録。県警は母親を保護責任者遺棄容疑で逮捕したが、千葉地検は今年1月、「エアコンが完全な形では作動していなかった」などとして不起訴処分とした。

 子どもの事故に詳しい佐久医療センター(長野県佐久市小児科医長の坂本昌彦医師(44)は、「子どもは外気の影響を受けやすく、特に熱中症になりやすい」と話す。

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