「民主主義陣営」の結束強調するバイデン氏、待ち受けるハードル

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マドリード=高野遼
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 マドリードで開かれていた北大西洋条約機構首脳会議(NATOサミット)が30日、閉幕した。バイデン米大統領は記者会見で「歴史的なサミットだった」と総括し、「民主主義陣営」の結束を強調した。ただ、この先は外交でも内政でもハードルが待ち受ける。

 今回のNATOサミットは、ロシアによるウクライナ侵攻が大きく影響した。北欧のスウェーデンフィンランドが新たに加盟することで合意し、長期的な行動指針である「戦略概念」も12年ぶりに改訂した。ロシアを「脅威」と認定し、中国からの「挑戦」にも初めて言及し、新たな安全保障環境を踏まえて内容を一新させた。

 バイデン氏は「ロシアが欧州にもたらす直接の脅威と、ルールに基づく国際秩序への中国の挑戦の両方に対応するため、同盟国を集めた」と振り返り、「世界は変わった。NATOも変わっている」と述べた。

 サミットには、NATO加盟国のほかにも、日韓豪ニュージーランドという、アジア太平洋地域の4カ国が初めて参加したことも特徴だった。

 バイデン氏は「プーチン大統…

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