ゼレンスキー氏「島は自由だ。黒海の状況変える」 ロシアから奪還

有料会員記事ウクライナ情勢

ベルリン=野島淳、ワシントン=軽部理人
[PR]

 ウクライナのゼレンスキー大統領は6月30日夜のビデオ演説で、ウクライナ軍が南部オデーサ州沖のズミイヌイ島をロシア軍から奪還したことについて、「戦略的なポイントで、黒海の状況を大きく変える」と評価し、軍関係者らをたたえた。「いま、島は再び自由だ」とも語った。一方、ロシア軍はオデーサや東部リシチャンスクなどで攻撃を続けている。

 黒海に浮かぶズミイヌイ島はロシア軍による侵攻初日の2月24日に占拠された。だが、ウクライナ軍は4月にロシア黒海艦隊旗艦の巡洋艦「モスクワ」を撃沈後、島への無人攻撃機(ドローン)による空爆を開始。その後も攻撃を強化していた。

 ゼレンスキー氏は「安全は保証されておらず、敵が戻ってこないとも限らない」と述べつつ、「すでに占領者の行動を大幅に制限している。私たちは一歩一歩、占領者を我々の海、土地、空から追い出すだろう」と語った。

 ロシア側は、ウクライナが農産物を海上で運べるようにするため、島から「善意で撤退した」とした。

 だが、ウクライナ軍参謀本部は6月30日の戦況報告で、「我が国の大砲、ミサイル、航空部隊の砲撃に耐えられず、ロシア軍は島を離れた。オデーサ州は完全に解放された」と戦果を誇った。

 一方、ロシア軍は1日未明…

この記事は有料会員記事です。残り442文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら