国会議員と県議に「感謝と敬意」→市表彰条例の改正案を議会が否決

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岩堀滋
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 相模原市本村賢太郎市長が開会中の市議会に提案した「市表彰条例」の一部改正案を、市議会は30日の本会議で否決した。条例の「自治功労表彰」の条文に対象者として国会議員と県議会議員を加える内容。市内に大きな被害が出た2019年の台風19号対応に謝意を示すことなどが提案理由だったが、「市での表彰は違和感」「現行条例で可能」などの反対が続いた。

 採決では、会派として公明党と颯爽(さっそう)の会、無所属1人の計12人が退席し、自民党共産党の計18人が反対、市民民主と無所属1人の計14人が賛成だった。

 現行の自治功労表彰は、市政の発展などに寄与した対象者として市長(在職8年以上)、市議(同10年以上)などを列挙し、「市長が特に認めた者」も対象としている。改正案は、いずれも在職10年以上の国会議員と県議会議員を対象にするとした。現状は、国会議員は市内が選挙区の神奈川14、16区の各現職衆院議員など計4人(参院議員は市内在住者)、県議は市内の現職3人を含む計10人。

 提案理由として本村市長は代表質問などで、台風19号と新型コロナへの対応を挙げ、「国会議員と県議は市民に寄り添い尽力した。感謝と敬意を表し、さらなる市政発展につなげたい」とし、「継続的な表彰のため、条例で市民に明確に示すべきだと考えた」などと述べていた。

 市秘書課によると、表彰費用…

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