「中央に全面的な統治権がある」 習氏、香港返還25周年で重要演説

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香港=奥寺淳
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 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は1日午前、中国への返還25周年を記念した香港での式典へ出席し、演説した。習氏は「中央(政府)による全面的な統治権を堅持しなければならない」と述べ、中国共産党による指導の優位性があってこその高度の自治だと強調した。1日は、中国が香港の高度な自治を保障するとした50年の折り返しの節目だった。

 習氏が香港を訪問するのは、返還20周年の2017年以来。習氏が中国本土の外に出たのは、新型コロナウイルスの感染が拡大した20年1月以降で初めてとなる。

 習氏は演説で、「国の主権や安全、発展の利益を守ることが、一国二制度の最高の原則だ」とし、2019年に市民による大規模デモの後、香港国家安全維持法国安法)の施行によって情勢が安定したことを成果として挙げた。

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 また、習氏は「愛国者による…

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