防衛省に高卒の「ノンキャリ」局長 同省発足後、初めて

松山尚幹
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 防衛省は1日付で、町田一仁・大臣官房審議官(60)を人事教育局長に起用した。町田氏は旧防衛庁の職員採用初級試験(一般事務)の採用で、幹部候補向けの公務員試験による採用(キャリア)では無い、いわゆる「ノンキャリア」の職員。高卒ノンキャリア職員が局長に就くのは同省では初めてとなる。

 町田氏は長野県岩村田高校卒業後、1981年に防衛庁に入庁。陸上自衛隊相馬原駐屯地群馬県)を振り出しに、陸上幕僚監部装備部や防衛庁防衛局などで勤務してきた。

 2020年1月には自衛隊の運用や危機管理対応などを担う大臣官房審議官に就任。新型コロナウイルス対策で、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に自ら乗船して現場の調整にあたったほか、ワクチンの自衛隊大規模接種センターの運営にも携わった。今回の人事は、現場での調整力が評価されたのが理由という。(松山尚幹)