漫画家と娘は壇上で訴えた マンガの原画保存、その切実な現場

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黒田健朗
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 マンガの原画。それは、マンガ家がペンとインクで直接描いたこの世に1点しか存在しない絵だ。作者の筆づかいなどが感じられる「生原稿」で、資料としての価値も高い。だが最近、その原画を巡り、問題が起きているという。

 6月19日、秋田県横手市。同市が運営する横手市増田まんが美術館で、あるシンポジウムがあった。日本マンガ学会主催の「マンガ原画のいまと未来」。マンガ家や出版関係者らが、原画の魅力や利活用を話し合ったイベントだが、そこであるマンガ家とその家族による原画保存の苦労話が、印象的だった。

 1970年代にヒットしたマンガ「柔俠伝」で知られるバロン吉元さん。この日、マネジャーを務める娘のエ☆ミリー吉元さんとともに登壇し、原画保存の現状を訴えた。

 「魂を込めて描いた生原稿は…

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