日本の電力逼迫、見透かす様なロシアの揺さぶり 我々に出来るのは…

有料会員記事ウクライナ情勢

今泉奏
[PR]

 ロシアのプーチン大統領が極東資源開発プロジェクト「サハリン2」について、運営会社の資産を新会社に移す大統領令に署名しました。こうした動きや、日本が事業を続けられなくなった場合の影響について、日本エネルギー経済研究所の小山堅・首席研究員に聞きました。

小山堅さん(日本エネルギー経済研究所)

 サハリン2をめぐる大統領令で、ロシアから輸入している年間600万トンの液化天然ガス(LNG)が輸入できなくなると決まったわけではない。影響を冷静にみていかなければならない。

 サハリン2では、権益と輸入契約の二つの影響が想定されるが、いずれも今の段階では不透明だ。権益は、ロシアの事業者が引き継ぐというが、今後も日本企業が参画できるのか、できないのかは判然としない。輸入契約もどうなるのかまだ、わからない。

 ロシアが欧州でゆさぶりをかけているのと同じようにみえる。日本では電力が逼迫(ひっぱく)し、綱渡りの状態だ。見透かすようなタイミングで、ロシアが動いてきた。

 LNG600万トンは大きく…

この記事は有料会員記事です。残り682文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら