境界越えた風船?「触れてコロナ感染」と北朝鮮 韓国批判の宣伝か

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ソウル=稲田清英、瀋陽=金順姫
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 北朝鮮朝鮮中央通信は1日、同国への新型コロナウイルスの流入元が「風船につるされて(韓国との)軍事境界線の地域に飛来する物」と示唆する「調査結果」を伝えた。脱北者団体が北朝鮮への批判ビラなどをつけて飛ばす風船を指すとみられ、流入経路と韓国批判を結びつける宣伝の可能性がある。

 北朝鮮の「防疫当局の調査」として報じられたのは、軍事境界線に近い江原道金剛郡で4月初めに「見慣れない物」に触れた軍人ら2人が、後に新型コロナの抗体検査で陽性になったとの内容。4月中旬にこの地域から平壌へ行った数人や、その接触者らが発熱したとされている。

北朝鮮の狙い

 北朝鮮は5月12日に平壌に新型コロナの感染者がいることを認め、4月下旬から各地で発熱者が急増したとする。今回の報道では、当局が対策として「風船につるされて飛来する物」への警戒に注力するともされた。韓国統一省は1日、「韓国側の団体のビラの散布がウイルス流入の要因になったとは考えられない」と否定した。

 韓国統一研究院の洪珉・北朝…

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