お笑いトリオ「ロバート」の熱狂的なオタクを続けてきたメ~テレのディレクター篠田直哉さん(26)が、15年間に及ぶ「ロバート愛」を書籍にまとめた。タイトルは「ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。~メモ少年~」(東京ニュース通信社発行、税込み1760円)。6月25日に発売された。
「ロバート愛」が書籍化されるきっかけは昨秋、YouTubeで配信したロバートの秋山竜次さんと篠田さんの対談だった。コメント欄には「ヲタクの成功例」などと書き込まれ、再生回数は580万回を超えている。
篠田さんに、ロバートを追っかけることになったきっかけやオタクから一緒に仕事をする夢をかなえるまで、ロバートを推し続ける理由などを聞いた。
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ロバートにはまってから、ディレクターになるまでを話そうと思うと、30時間くらいかかってしまいます。なので、ざっくりお伝えしますね。
小学生のときまでは、どちらかというと暗くて、自由時間に一人で絵を描いているような地味な子でした。
小学5年の夏休みに暇ができて、「DVD借りに行こう」と、母と妹とレンタルショップのTSUTAYAに行きました。そこで偶然、バラエティー番組「はねるのトびら(はねトび)」で見たことがあって、なんとなく好きだなと思っていたロバートのDVDを借りました。
見てみると、「トゥトゥトゥ…