努力家の息子は和解しても… 東芝の過労自死、遺族は再発防止を願う

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編集委員・木村裕明
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 長時間労働が原因で自殺したとして、2020年末に労災認定された東芝のグループ会社のシステムエンジニア、安部真生(しんは)さん(当時30)の遺族と会社側が和解した。

 真生さんが亡くなって2年7カ月。和解の公表という節目を1日に迎えた両親は改めて生前の真生さんをしのびつつ、「東芝にとって和解は一つの区切りかもしれないが、私たちにとって息子が亡くなった事実は変わらない」(父親の晋弘(くにひろ)さん)と話す。母親の宏美さんは過労自殺の悲劇を防ぐため、息子を亡くした体験を市民や学生向けに話す活動を重ねてきた。これからも語り続けてゆく。

 真生さんは青年海外協力隊の…

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