新体制初日の日大理事会は… 出席者が感じた「前体制の名残」

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編集委員・増谷文生
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 日本大学は1日、新たなメンバー22人による初めての理事会を開いた。出席した新理事の一人が朝日新聞の取材に応じ、その様子を明かした。

 「(林真理子)理事長も(酒井健夫)学長も意欲的だった。改革はできる、と期待することができた」

 新理事の静岡県立大前学長、鬼頭宏氏は1日の理事会をそう振り返った。

 全国99の公立大を束ねる公立大学協会の会長を昨年まで務めていた鬼頭氏は、上智大でも長く教壇に立っていた。「私立大学で教えた経験と、公立大学を経営した経験を、改革の役に立てたい」と就任要請に応じたという。

 以前の日大理事会は、田中英寿・元理事長や田中氏に近い一部理事らが強い影響力をもち、発言しにくい雰囲気だったとされる。

 鬼頭氏によると、1日の理事…

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    末冨芳
    (日本大学文理学部教授)
    2022年7月2日10時57分 投稿
    【解説】

    さっそく林理事長の手腕発揮に田中独裁・体育会支配からの刷新への期待が高まります。 新体制で理事を出している学部は田中派とされる学部であり酒井学長選出の多数派工作も精力的に動かれていたそうです。 それ以外の少数派学部に、田中体制の腐敗