路線価5年連続上昇 佐賀県内

寿柳聡
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 相続税贈与税の基準になる路線価が1日、公表された。佐賀税務署によると、県内の最高路線価は佐賀市駅前中央1丁目の「駅前中央通り」で1平方メートルあたり20万5千円。前年比の上昇率2・5%で、6年連続の上昇となった。県内全体では標準宅地(継続地点2069地点)の変動率(平均値)は5年連続で上昇し、前年比プラス1・1%だった。

 調査に携わった不動産鑑定士のコメントによると、佐賀市の駅前中央通りは利便性が良いJR佐賀駅周辺地に投資家や法人の需要が根強いことに加え、福岡県内への通勤者向けマンション用地やポストコロナを意識したホテル用地などのニーズがある。さらに2024年の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けて駅周辺の整備が進んでいることも上昇の一因になっているという。

 継続地点2069地点(前年は2078地点)のうち、前年より価格が上昇したのは718地点(同701地点)。横ばいが1200地点(同872地点)で、下落が151地点(同505地点)。下落が減り横ばいが増えたかたちだ。

 各税務署の最高路線価となった地点は前年と変わらず。価格は鳥栖が上昇、武雄が横ばい、唐津と伊万里は下落した。(寿柳聡)