子どものゆったりを大事に 居場所の映画「ゆめパのじかん」公開へ

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上野創
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 「川崎市子ども夢パーク(ゆめパ)」の日常と、フリースペースに通う子どもたちを追ったドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」が、7月9日から東京を皮切りに公開される。「一人ひとりの子の時間が大切に守られる場所。その良さが伝わってほしい」と重江良樹監督は話している。

 ゆめパは市の「子どもの権利条例」に基づいて2003年に造られた公設民営の施設。約1万平方メートルの敷地内は緑が豊かで、木の遊具や水遊びができる滑り台、泥まみれになれる広場などがある。建物には、ごろごろできる部屋や音楽スタジオのほか、学校になじめない子が通う「フリースペースえん」がある。

 映画では主に「えん」の日常を紹介する。子どもたちは昆虫や植物の観察、木工作業、ゲームなど自分がやりたいことをする。そこに同世代やスタッフら大人も関わる。子どもだけで店を運営するお祭り「こどもゆめ横丁」での奮闘も描かれる。

 大阪から週2回、約3年通った重江監督は「カメラを持ちながらしばらくは撮影せず、子どもたちと一緒に過ごした。一つのことに熱中している姿が美しくて印象に残った」と言う。

 映画の中盤では、子どもたち…

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    太田泉生
    (朝日新聞コンテンツ編成本部次長=人権)
    2022年7月5日19時40分 投稿
    【視点】

    わたしが不登校児だった30年以上前、記事に出てくる「フリースペースたまりば」の理事長、西野博之さんにお世話になりました。西野さんが「たまりば」をひらく直前の時期にあたるでしょうか。 やがて記者になって横浜に赴任し、川崎の「子ども夢パー