医療従事者へ「ありがとう花火」 友人と構想して2年、今夏打ち上げ

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大蔦幸
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 今日よりも明日は、少しだけ良い日になる。夜空を見上げて、そんな思いになってもらえたら――。大阪市淀川区の地元有志が、そんな願いを込めて8月末に神崎川河川敷から75発のシークレット花火を打ち上げる。構想から約2年。地道に仲間を募り、人の輪を広げて実現に奔走した。

 2019年、阪急神戸線神崎川駅近くに美容室「Hairstand shui」を開いた田中裕章さん(35)。接客した人たちから強い地元愛を感じた一方で、「昔ほど街に元気がない」と話す人が多いことが気になった。何か活気を生むイベントができないか。20年に経営者の友人たちと相談し、花火大会はどうか、という話になった。

 近くの十三市民病院では、コロナ禍で医療従事者が日々奮闘していることも知っていた。感謝の思いも伝えたいと、イベントを「大阪神崎川ありがとうの花火」と命名。21年、5人で実行委員会を設立した。

「花火なんて無理やろ」と言われたが

 しかし、みんな花火大会の「素人」ばかりで、何をやっていいか分からない。他市の花火大会の実行委を回ったり、花火会社に話を聞いたり。訪問先で「花火なんて、無理やろ」と言う人もいた。

 けれど、美容室のお客さんは…

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