少子化急速に進む旧産炭地 秋には対戦相手と連合チーム

戸田拓
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 2日、高校野球南北海道大会空知地区Bブロック2回戦、深川西10―1芦別(7回コールド)

 芦別の相手は、今春の地区大会で0―10で5回コールド負けした深川西。昨秋は連合チームを組んでいたが、この春、1年生2人が入ってきて「ナイン」がそろった。

 だが、作田優星投手(3年)の速球を捕れる捕手がいない。一塁手だった左利きの鵜飼悠太選手(3年)をコンバートし、バッテリーを組むことになった。金子磨志(きよし)監督は「9人だけでよく頑張ったが、本来の調子ならもっとやれたはず。1人でもけがをしたら試合ができなくなるので、無理はさせられなかった」と話す。

 旧産炭地の空知地域では少子高齢化が急速に進む。芦別は3年生5人が引退する。秋季大会では、この日の対戦相手の深川西などと連合チームを組むことになる。

 「地域で野球をやる子どもがほとんどいなくなった。今後、うちが単独で大会に出ることはほぼないだろう。だからこそ今日は九回までやりたかった」。金子監督は無念そうに語った。(戸田拓)