勝利への最短ルート、データで探る 「分析ソフト」球児が作ってみた

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岡純太郎
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 近年の野球界で高まるデータ分析の重要性。チーム全体の傾向や打者の各打席内容を分析して、勝利への最短ルートを探る。そんな分析ソフトを高校球児が自分で作ってみたら――。自作のソフトで夏の勝利を目指す選手を訪ねた。

 タブレットの画面上には青や緑などに色分けされた帯グラフ。すぐ上には「安打」「フライアウト」から「エラー出塁」まで。画面端のメニューから選手名を選ぶと、打率や出塁率、1打席で投手に投げさせた球数の平均まで、全員の打撃成績が一目で分かる。

 分析ソフトの作者は、大教大天王寺(大阪市天王寺区)の新宮開君(3年)。

 小学3年からソフトボールを始めたが、中学校に野球部がなかった。「ボールを打ったときの気持ちよさや勝利の喜びが忘れられなかった」。高校では迷いなく野球部に入った。1年秋にはライトフライを捕る時に夕日が目に入り、顔面にボールが直撃。前歯8本を折ったが、「ボールの怖さより、野球の楽しさが勝ちました」と笑う。

 そんな野球好きの新宮君が分析ソフトを作ったきっかけは昨年5月のことだ。

 ノーベル医学生理学賞を受賞…

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