はっきり言えた仲間への感謝 チーム引っ張った小樽潮陵・松原佑輝主将

鈴木剛志
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 3日、高校野球南北海道大会小樽地区Bブロック代表決定戦、小樽双葉16―7小樽潮陵

 八回裏、小樽潮陵のエースで3番打者、松原佑輝主将(3年)は走者を一、二塁に置いて送りバントを捕邪飛にしてしまい、天を仰いだ。それまでも2番打者の中野将吾選手(2年)がたびたび出塁してお膳立てしたが、凡退で終わった。

 前2戦は投球、打撃でいいところが出た。先発した初戦倶知安戦では113球を投げ、単打2本に抑えて完封。前日の小樽水産戦は中堅に回り、走者一掃の適時三塁打を放つなど4打数3安打の活躍だった。

 地区代表をかけたこの一戦、制球に苦しみ、一回に5失点。四回まで打たせてとる投球でしのぐと、四回裏に鶴田創良選手(2年)の3点本塁打などで同点に追いついた。しかし、五回表に再び5点を奪われた松原主将は降板した。

 「雰囲気と相手にのまれた。自分がしっかりしないといけないのに……」。目を潤ませた松原主将は言葉を継げなかった。ただ、はっきりと言えたことがある。

 「一緒にやってきた3年生13人は最高です。1、2年生は信頼できる後輩でした。全国を目指して頑張り続けてくれると信じています」(鈴木剛志)