酷暑の朝、ゴミ拾い 私たちができること 大阪・大東市立住道中

編集委員・中島隆
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 【大阪】国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」。17ある目標の一つに「陸の豊かさを守ろう」がある。それに貢献しようと2日、大東市立住道(すみのどう)中学校の生徒約180人が、駅前の公園を中心にゴミ拾いをした。

 始まりは昨年の1学期に当時の2年生がSDGsを学んだことだった。ゴールとされる2030年には、みんな20歳を超える。それまでに何ができるか。それぞれが考え、地元の青年会議所の人たちにプレゼンテーションをした。

 近くのJR住道駅周辺には、たばこの吸い殻、吐き捨てられたガムなど、なんとゴミの多いことか。大東市からポイ捨てをなくしたい。そのためには一人ひとりの行動が大切だ――。

 3年生となった生徒らは実行委員会を結成。青年会議所や保護者の協力のもと、活動の初回となるこの日を迎えた。

 酷暑の中、生徒たちは駅前の公園に集合し、朝8時過ぎから4班に分かれてゴミを集めた。道の溝などにあったゴミを火ばさみで拾い、ポリ袋に集めていく。30分間で終了した。もちろん、終えてからの水分補給は怠りなく、だった。

 生徒たちは学期ごとに1回、活動する決意だ。実行委員の竹中こよみさん(14)は「私たちは未来に向かって動き出します」。藤岡真央さん(14)は「2学期は他の中学に参加を呼びかけます」と話した。

 実行委員のみなさんは、活動に名前をつけた。

 「だいとうJPA」

 大東市の中学生(ジュニア)が、地域の未来への期待(プロスペクト)を持って行う活動(アクティビティー、である。(編集委員・中島隆)