都内保育園で相次ぐ0歳児の定員割れ 経営圧迫で待機問題再燃の声も

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堀川勝元
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 「まだ余裕がありそうだ」。東京都荒川区の会社員女性(40)は、区内の保育園の空き状況をスマホで確認し、胸をなでおろした。今年5月に出産した長女の「保活」に備える日々だ。

 6年前、長男が生まれた時はまるで違った。1、2歳児とも競争率が高く、4月に0歳児で入所できなければ、いつ復職できるか見通しが立たなかった。運良く希望の園に決まると、育休中の同僚から驚かれた。

 長女は来秋ごろに預けられればと考えている。長男が0歳児クラスで発熱を繰り返し、会社を休まざるを得なかった経験からだ。「選択肢が広がり、本当にありがたい」

 国は2001年に「待機児童ゼロ作戦」を打ち出すなど定員の拡大を進めてきた。都内ではここ数年、認可園が年間150~250園増え、20年前の2倍となる3477園(21年)に拡充した。都内の待機児童は14年の8672人から21年は969人まで減少した。

 一方、0歳児が定員割れする…

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