熊本豪雨から2年 今も2618人が仮住まい 98%が再建場所求む

大貫聡子
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 熊本豪雨から4日で2年を迎える。災害関連死を含む67人が犠牲となり、今も2人が行方不明のままだ。6月末時点で1195世帯、2618人が仮設住宅などでの仮住まいを続けている。

 被災した自宅に住んだり、知人や親戚の家に住んだりしながら行政の支援を受ける世帯も665世帯あるという。

 熊本県によると、仮設住宅に暮らす1078世帯への今年の調査で「住まいの再建場所を決めている」と答えた世帯は98%と昨年から倍以上に増えた。再建場所を決めている世帯のうち76%は災害前に自宅があった場所とは違う場所を希望している。

 鉄橋2本が流され、一部区間で運休が続くJR肥薩線は、国と県、JR九州による検討会議が始まっているが、運休以前から続く赤字などを理由にJR九州が慎重な姿勢を示しており、復旧のめどはたっていない。

 球磨川流域の治水対策をめぐっては、国と県が川辺川への流水型ダムを含む河川整備計画案を1日に公表。今後、流域12市町村長に意見を聞き、整備計画を策定する予定だ。(大貫聡子)