ゴーン被告の資金洗浄疑惑めぐり仏捜査当局が来日 関係者聴取へ

パリ=疋田多揚
[PR]

 日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(68)が仏自動車大手ルノー会長時代に同社資金を流用したとされる疑惑をめぐり、仏捜査当局が関係者を聴取するため2日に来日したと、AFP通信などが3日報じた。

 同通信によると、来日したのはフランスで捜査を担う検察官や予審判事ら3人で、8日まで滞在する。ゴーン被告はルノー会長時代、中東オマーンの販売代理店「SBA」とともに、汚職やマネーロンダリング資金洗浄)にかかわった疑いがもたれているという。

 ゴーン元会長がかかわった不正な金銭授受の総額について、捜査当局は少なくとも総額1500万ユーロ(約21億円)に上るとみていると、同通信は伝えている。

 仏捜査当局は昨年5月、こうした疑惑をめぐり、ゴーン元会長の滞在先のレバノンで任意聴取。今年4月には、国際逮捕状を出していた。(パリ=疋田多揚)