第16回「政治はダサくない」 フォロワー9万人、若者の投票率アップ目指す

有料会員記事参院選2022

藤谷和広
[PR]

 若い世代で政治に関心があると、「意識高い」と思われ、やや浮いた存在に見られることもあります。前回の参院選時に、若者の政治参加を呼びかける活動を始めた滝沢千花さん(24)=千葉県内在住=は、「政治について発言するハードルを下げたい」といいます。そのためには何が必要なのか。滝沢さんといっしょに考えました。

 2019年の参院選で、滝沢さんは仲間たちと「NO YOUTH NO JAPAN(NYNJ)」を立ち上げた。投票の意義や選挙の争点などを、インスタグラムで「シェアしたくなるように」とポップなイラストを使って解説。フォロワーは2週間ほどで1万5千人を超えた。

 「ダサい」政治のイメージを変えたかった。日本の政治は、偉いおじさんたちが偉そうにしゃべっている印象しかない。若者が発言すると、わかっていない、とたたかれる。「政治に無関心といわれるけど、何がそうさせているのか考えてほしい」という。

 だから、同年代の知り合いが投稿をシェアしてくれたり、「投票に行ったよ」と連絡をくれたりするとうれしかった。「政治の話をすること、政治に関心があると表明することのハードルが高すぎる。自分たちが発信することで、声を上げてもいいんだ、と思える環境をつくりたかった」

 もともと、「世の中に意見を…

この記事は有料会員記事です。残り789文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    長野智子
    (キャスター・ジャーナリスト)
    2022年7月5日9時56分 投稿
    【視点】

    先日「日本若者協議会」の室橋祐貴さんにお話を伺っていて、なるほどそうだなと思ったのが「学校教育の民主化」というお話。日本の学校は学生による運営や規則の改定といった「学生が話し合いによって自主的に自らの環境を改善する」といった機会が本当に少な

参院選2022

参院選2022

ニュースや連載、候補者の政策への考え方など選挙情報を多角的にお伝えします。[記事一覧へ]

連載Voice2022(全15回)

この連載の一覧を見る