中国軍艦、尖閣諸島の接続水域に進入 日本政府「重大な懸念」伝達

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 木原誠二官房副長官は4日午前の記者会見で、同日午前7時44分ごろ、中国海軍の艦艇1隻が沖縄県尖閣諸島周辺の接続水域に入ったと発表した。2018年6月以来4回目で、領海侵入はなかったという。

 木原氏によると、接続水域に入ったのは中国海軍のジャンウェイ型フリゲート艦で、午前7時50分ごろ接続水域の外に出た。監視していた海上自衛隊が確認した。日本政府は外交ルートを通じ、中国側に「重大な懸念」を伝えて抗議し、再発防止を求めた。

 接続水域は領海の外側12カイリ(約22キロ)の海域で、沿岸国に一定の管理が認められているが、主権は及ばない。木原氏は「尖閣諸島は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土だ。領土、領海、領空を断固として守り抜く考えのもと、毅然(きぜん)かつ冷静に対処していく」と述べた。