戦争犠牲者「難民」に冷たい政府 温かく見守る民、戦前も今も

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駒野剛
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記者コラム 「多事奏論」 駒野剛 

 夏の厳しい日差しが降り注いでいた。

 神戸市北野町の山際に立つ関西ユダヤ教団のシナゴーグ(会堂)から東へ歩く。

 山本通1丁目の坂道の一角に規則正しく積まれた石垣が見えてきた。高さ約2メートル、長さ約25メートル。石垣の上は学校法人コンピュータ総合学園の校舎の一つがあるが、80年前、石垣の西隣に「神戸ユダヤ共同体」(神戸ジューコム)の建物があった。

 2020年11月に案内板が設置された。そこに記されていたのは――。

 「第2次世界大戦の戦火が欧…

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