第4回なぜAIは31文字の短歌を詠めるのか 開発者に聞く研究の裏側

有料記事

佐々波幸子
[PR]

 短歌を生成するAIは、どうやって生まれたのか。「短歌AI」の開発を手がけた朝日新聞社メディア研究開発センター(M研)の浦川通研究員に聞いた。

うらかわ・とおる

朝日新聞社メディア研究開発センター員。自然言語処理の研究に従事。第64回短歌研究新人賞最終選考通過

 M研は、記事の見出しの生成や文章の要約にAIを活用するシステムを開発してきた部署だ。浦川研究員は見出し生成システムの開発などに携わる一方、2020年冬から「短歌AI」の研究を始めたという。

 浦川研究員は大学や大学院で応用数学を学び、『創るためのAI 機械と創造性のはてしない物語』をのちに著した徳井直生・慶応大学准教授が代表を務める会社でデジタル技術を使ったメディアアートや広告プランニングに携わった。M研に移ったのは19年。「言葉への関心の延長線上で、中学生の頃から好きだった伝統ある短歌と最新のテクノロジーをかけあわせたら、何か新しいものが生み出されるのではないか、と思ったんです」

 ■「優等生AI」と「じゃじ…

この記事は有料記事です。残り2253文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。