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命を救った「自由研究」 目の前に急病人、母は裸足で走り出した

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増山祐史
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 6月4日午後6時ごろ。東京都江戸川区に住む林正隆さん(50)が、自宅2階のキッチンでリフォーム業者の男性(49)から作業の説明を受けていた時だった。

 「やばい」。男性はそう言うと脚立にもたれかかり、そのまま床に倒れた。

 林さんは当初、男性が熱中症の症状などで体調を崩したのかと思った。しかし男性は問いかけに応じず意識がない。顔はみるみるうちに青ざめ、いびきのような不規則な呼吸を繰り返した。心停止直後の人に多くみられる「死戦期呼吸」と呼ばれる症状だった。

 その場にいた妻の美弘さん(37)は、約200メートル先のマンションへ脇目も振らず走り出した。「1分1秒を稼がないと」と、履いていたサンダルを脱ぎ捨てた。

倒れた男性の生死に大きく影響したのは、あることをきっかけにした自由研究でした。記事後半では、救命のバトンリレーとも言える「奇跡」を紹介しています。

 あそこには、AED(自動体…

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