つるはしから始まった甲子園の道 創部50年の大島、島ぐるみの挑戦

有料会員記事

仙崎信一
[PR]

 鹿児島県の離島、奄美大島にある大島高校(奄美市)。今春の選抜大会に実力で出場し、2日に開幕した鹿児島大会で夏の初出場をめざしている。「島から甲子園」。その挑戦は半世紀前にスタートした。

 6月中旬、奄美市民球場であった社会人軟式野球の試合。先発した前里佐喜二郎さんは67歳とは思えない球威を見せたが、「コントロールがいまいちで……」。7回を投げ抜いたが敗れ、苦笑いを浮かべた。

 大島高校のOBで、市野球連盟の会長も務める。島では知られた、大高(だいこう)の礎を築いた「レジェンド」だ。

初出場の県大会で16強「あの1年はいまでも宝物」

 大島に硬式野球部が誕生した…

この記事は有料会員記事です。残り2436文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    安藤嘉浩
    (朝日新聞スポーツ部記者=高校野球)
    2022年7月7日11時51分 投稿
    【解説】

     2014年春の選抜高校野球大会に「21世紀枠」で出場したのが、躍進のきっかけになったとOBが語っています。甲子園初出場を果たした選手たちはもちろん素晴らしかったのですが、各地から大島出身者がアルプススタンドに駆けつけ、踊りながら応援する風