立憲民主党・泉健太代表(発言録)
最近、核を持てばいい、ミサイルを持てばいい、原子力潜水艦を持てばいい、という議論があるが、専門家もあきれている。前のめりな議論にならないよう、我々は「着実な安全保障」を訴えている。
第一は対話外交。岸田(文雄首相)さんはソフトだが、岸田さんが首相に就任してすぐに(中国の国家主席の)習近平(シーチンピン)さんと電話会談して以来、直接のやり取りをしていない。相手のことを知らずして、どうやって我が国の防衛のことを考えられるか。
外交、安全保障は予見可能性を高めないといけない。相手に対する好き嫌いではなく、どんな時でも対話をする。これが本当の外交だ。(4日、東京都新宿区の街頭演説で)
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- 【視点】
こうした論戦がもっとあっていいはずです。というのは、泉氏の言うような軍拡を進める周辺国との意思疎通に加え、岸田首相が掲げる「核兵器なき世界」に近づくためにこそ対話が必要だからです。自身で決めた来年の広島サミットでどう道筋を示すのか。いまの岸
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