「一人ひとりの無関心が課題」 青山学院大生が実話の映画見て議論

有料会員記事

編集委員・宮坂麻子
[PR]

 ロシアによるウクライナ侵攻やアフガニスタンでの大地震などにより、多くの人々が国内外への避難を余儀なくされている。そうしたなか、日本の難民政策の在り方を考える授業が青山学院大東京都渋谷区)で行われ、学生たちが映画を題材に議論した。

世界難民の日、「決してひとごとではなくなった」

 「世界難民の日」の6月20日。青山学院大の教室で、特別授業「大学生が考える、私たちの難民問題」があった。5月に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、世界の難民と避難民が初めて1億人を突破したと発表したことを受け、総合文化政策学部の飯笹佐代子教授とゼミ生らが「日本人にとって決してひとごとではなくなった難民問題を考えたい」と企画。約20人の学生が参加した。

 授業の題材となったのは、現在全国で上映中の長編アニメーションで、実在の人物の経験を描いたドキュメンタリー映画「FLEE フリー」。主人公は、アフガニスタンの紛争で家族と居場所を奪われ、祖国から逃れて生き延びるために過酷な日々を送る。同性愛が認められない国で、ゲイとして生きるつらさも描かれる。アカデミー賞の3部門にノミネートされた。

ここから続き

 学生たちは、同作品と監督か…

この記事は有料会員記事です。残り590文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら