家庭訪問せず「対応不十分」 2歳熱中症死、市長が単独取材に語った

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田添聖史、甲斐江里子
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 大阪府富田林市の団地で2歳の女児が熱中症で死亡した事件で、同市の吉村善美市長が4日、朝日新聞の単独取材に応じた。吉村市長は「お亡くなりになられたことは非常に残念で、重く受け止めている」と話し、家庭訪問をしなかった市の対応について「不十分だった」と述べた。

 死亡したのは小野優陽(ゆうは)ちゃん。市は2020年10月、優陽ちゃんの対応を大阪府富田林子ども家庭センター(児童相談所)から引き継いだ。市は優陽ちゃんが虐待を受けているとして「要保護児童」と認定したが、一度も家庭訪問をせず、事件に至った。

 大阪府警によると、優陽ちゃんは6月29日、団地3階の自宅でベビーサークル内に11時間にわたって放置され、熱中症になって死亡した。サークルは柵の四方が板で覆われる加工がされており、内側には水や食料はなかったという。

 職員らが自宅を確認していれば異状に気づけた可能性があるとの指摘に対し、吉村市長は「家庭訪問をしなかったのは結果として不十分だった」と話した。

 吉村市長は、21年12月に…

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