「ロシア人であることが苦痛」 人気作家が日本人に伝えたかったこと

有料会員記事ウクライナ情勢

根本晃
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 「このごろは、ロシア人であるということに苦痛を覚える」。現代ロシア文学を代表する人気作家ミハイル・シーシキン氏(61)が、長期化するロシアのウクライナ侵攻を受け、自身の思いを綴(つづ)ったエッセーを朝日新聞に寄稿した。

 シーシキン氏はモスクワ生まれ。30代からスイスに住み、ロシア語とドイツ語で作家活動をしている。ロシアの主要な文学賞を全て受賞、国際的にも高い評価を得てきた。プーチン政権には一貫して批判的で、2014年のソチ五輪などでボイコットを呼びかけた。

 シーシキン氏は12年、時空を超えて文通を続ける恋人たちを描いた長編小説「手紙」の邦訳刊行時に来日したことがある。今回、寄稿した理由について「日本にも私の本を読む人がいます。今ロシアで起きていることについて読者に説明するのは、私にとって大切なのです」と話している。

 シーシキン氏は寄稿の中で「…

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