国会議員は平均1892万円 大阪府関係の所得公開

川田惇史 向井光真 添田樹紀 井石栄司
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 国会議員や大阪府知事、府議らの昨年1年間の所得が4日までに公開された。対象は昨年1年間を通じて在職した議員や首長で、新たに当選した議員や首長は含まれない。公開された資料は各議会や役所などで閲覧できる。(金額は1万円未満を四捨五入)

国会議員

 府関係の国会議員では、小選挙区か、比例復活で当選した衆院議員14人と参院議員8人の計22人分が公開された。1人あたりの平均は1892万円だった。

 所得が最も多かったのは浦野靖人衆院議員(維新、15区)で2426万円だった。歳費のほか、関連会社からの報酬や不動産所得(77万円)などがあった。

 次に多いのは藤田文武衆院議員(維新、12区)の2355万円で、関連会社からの報酬があった。(川田惇史)

府議

 府議の所得公開は、定数88人のうち、昨年1年間を通じて在籍した83人が対象。平均所得は1207万円で、前年よりも62万円少なかった。

 トップは中井源樹氏(豊中市、自民)で5063万円。議員報酬に加えて不動産の賃貸収入があった。2位は伊良原勉氏(堺市北区大阪維新の会)の3331万円で会社役員報酬があった。3位は前田洋輔氏(八尾市、維新)の3252万円、4位は置田浩之氏(大阪市阿倍野区、維新)で2021万円、5位は杉本太平氏(和泉市、自民)で1817万円だった。(向井光真)

大阪市議

 大阪市議は、昨年10月の衆院選への立候補に伴って辞職した守島正氏と、その補選で当選した橋本誠人氏(いずれも大阪維新の会)以外の82人分が公開された。平均所得は1255万円。最多は山下昌彦氏(淀川区、大阪維新の会)の2259万円で、不動産賃貸収入295万円などを含む。2番目に多かったのは新田孝氏(平野区、自民)の2153万円で、税理士業務による511万円などの収入があった。(添田樹紀)

堺市議

 堺市議の公開対象は昨年市議だった全48人。平均所得は1187万円で、前年に比べて26万円増加した。水ノ上成彰氏(西区、大阪維新の会)が2015万円でトップ。続いて野里文盛氏(東区、自民・市民クラブ)氏の1828万円だった。(井石栄司)

知事は1558万円

 吉村洋文知事の昨年の所得は給与所得の1558万円のみだった。家賃収入などがあった2020年に比べて約109万円減った。

 松井一郎大阪市長の所得は1555万円で、給与所得は1499万円、雑所得は56万円だった。

 永藤英機・堺市長の所得は1460万円で、全額が給与所得だった。