19歳の町内会長と考えた 政治を「自分事」にし、選挙へ行くには?

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聞き手・野崎健太
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 若い世代の投票率が低迷している。政治にモノを言う貴重な権利を行使しないのは損なのに。若者が選挙や政治を「自分事」としてとらえ、参加意識を持つにはどうしたらいいのか。高校3年のときから鹿児島市の住宅街で町内会長を務め、地域の課題に取り組んできた金子陽飛(はるひ)さん(19)と考えた。

 ――なぜ高校生で町内会長に?

 鹿児島市唐湊2丁目の一部、およそ50世帯でつくる唐湊山の手町内会の会長を2020年から務めています。町内会の役員は5~6年に一度回ってくる輪番制で、我が家が当番になった時、家族で「町内会に入る意味って何だろう」という話になった。会費を払って、忙しい仕事を割り振られて。その時、父が冗談半分で「お前がやってみたら」と言うんです。何となくわくわくして、やってみようという気持ちになった。

 大学で地域づくりなどを研究する父の活動を見学するなど、もともと地域活動には関心がありました。決めごとの多い学校生活になじめずに中学で不登校になり、高校は通信制のN高校で学んでいて、時間に融通がきくこともありました。

 新旧の当番が引き継ぎのため集まった会合では「会長だれがやる?」という声に、だれも手を挙げない。ほとんどの方は初対面で、世帯主でもない自分がそこにいるのも場違いな感じでした。それでも「チャレンジしたいです」と言うと、最初は困惑していた大人たちも、やがて拍手で認めてくれたんです。

 ――町内会長としてまず取り組んだことは。

 自分の住む地域をほとんど知…

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